「初恋」 島崎藤村 まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは 薄紅の秋の実に 人こひ初めしはじめなり わがこゝろなきためいきの その髪の毛にかゝるとき たのしき恋の盃を 君が情に酌みしかな 林檎畑の樹の下に おのづからなる細道は 誰が踏みそめしかたみぞと 問ひたまふこそこひしけれ 藤村の初恋は8歳だったようです (^^) ※※※※※※ 「林檎」にひみつ ♪ 魔法使いのおばあさんが 差し出したのもそんな理由
by kyao67
| 2018-10-11 23:05
| 詩
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